長野県安曇郡小谷村大字北小谷字道須子634-2
国道148号湯原トンネル脇(看板あり)入る
大糸線  北小谷駅4.25K


大糸線(大町=糸魚川)が近未来廃線が検討されています 


猫鼻の湯にようこそ


日本海に向かう姫川

ロッジの内湯 左女湯 右男湯


この猫鼻の湯は2013年にこの地に54度の温泉が湧きました。翌年2014年5月に日帰りの湯治場としてオープンしました。オーナーの清水英雄と申します。私は長野県塩尻の鶯着寺(オオチャクジ)の住職でございます。

2020年12月28日にこの猫鼻の湯が火災になり全焼でしたが幸い湯舟だけは災害を受けず2021年4月に地元の方、通われるお客様の支援を受け2021年4月にリニューアルオープンしました。

日帰りの湯治場ですが基本的に365日営業しております、簡易仮眠所、テントサイト、キャンピングカーで宿泊ができます、とても温まる効能の良い温泉です気軽にお越しください。

    

清水住職の講話を楽しみください

越後出雲に良寛さんの道しるべ的に銅像が立っています、良寛は曹洞宗の禅寺で12年間修業し、その後は諸国行脚の旅に出ました、その旅先で沢山のお言葉を残しています。
その一つ、住職から教えて頂いた話です、良寛がある寺にいた時この寺の小僧に「もしこの寺に何かあったらこの箱に書を残す、絶対何かあるまでは開けてなならぬ!」
ある時に寺の存続にかかる事が起こり困り果てた小僧がその箱を開け書を見た。「心配するな 何とかなる!」と書いてありました。その後「心配するな始まりになる」と言い伝えに成ったそうです。
この言葉には「問題や課題にぶつかった時に心配や不安に囚われず冷静に問題を解決するための対策を立てることが大であるということ」この言葉には「自分の力で変わる」という前向きなメッセージもあります。「不安があっても自分の力でなんとか解決できるという自信を持って取り組むことが大切だという事」。

清水住職から「心配するな何とかなる!」と今日の講話でした。
2023年4月桜そろそろ葉桜になる日和がいい昼下がりのうなずくお言葉でした。

住職のおもろい話

この春になるとフキノトウ秋にはワラビ、春秋になと山に入り山菜とりに行き沢や湧き水を飲みたく成るのですが飲んではいけないそうです、狐 鹿 熊などの糞尿が水にしみこみ大半腹を壊すからです。

ある日住職は水筒を忘れのどの渇きに耐えられず仕方なく飲んだそうです、その時呪文があり「松本測候所」を3回唱えたそうです。松本測候所は明治27年に開所したのですが天気予報が当たらないので住民からは「また当たらない」と言われたそうです。

これで「松本測候所を3回唱える」の意味がお判りでしょうか? 令和6年3月の講話でした。